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3月, 2012の投稿を表示しています

CB750K0エンジンオーバーホール。

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連日連夜の正に狂気の沙汰の様な仕事が今日に繋がったか。明日は少しペース を落とすか? 力持ちの協力を受け、難なくエンジンを載せた。 雨がやむのを待ち、フレームにエンジンをセットアップする。 消耗パーツと思った以上のダメージパーツを交換し、フルオーバーホールが終了 した。 いよいよエンジンが形に成って来た。

BSA C15救出。

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レースの加工は焼き戻しを行い、旋盤で取り付く様に加工を施し最後に焼き入れ をし、スペシャルレースを製作する。此のやり方は多方面の修理に応用が利く。後 はフロントフォークを取り付ければフロントはオーケーだ。 ステムの変磨耗や欠品レースを加工する。 スパナを掛けられる程度に6画頭を製作する。 仮組みを何回も繰り返すと先人のタガネとハンマー仕事が、危険で怪我の元に 成りそうで、その辺から修理を行う事にした。先ずステムナットのとんがりを直す。

CB750K0エンジンオーバーホール。

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部分的仕事が終了しいよいよ、エンジンを組み上げる。 洗浄後バルブの組み付けを行う。 ヘッドのシートカットをスペシャルダイヤモンドカッターで仕上げバルブの摺り合わせ を行う。

リジットフレームの比較。

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30年代のフレームはラグを全てロー付けで加工して入るのに対し、50年代はロー付け と部分的にアセチレン溶接が入り、仕事の芸術性?が薄らぐ様に見える。 上が50年代、下が30年代、一見すると全く同じ様に見えるが、仕事が全く違う。 恐らく此の2本のフレーム製作は同じ工房の物と思われる。採寸するとほぼ、近い 寸法で、興味深い2本のフレームに成る。 今回手に入れたフレームと比較する為、50年代リジットフレームを分解した。

BSA ゴールデンフラッシュ。

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此の1年でイギリス製オートバイ及びフレームを約、100年近く遡り、イギリスの技を 見て来た。特に此の1ヶ月は1930年代、40年代、50年代、そして60年代と、10年 刻みで、それらのフレームをさわり自分なりに歴史の深さと、職人の技を見て来た。 性能はともかくとして、年代を遡る程技が光り、手造りの良さをふんだんに見る事が 出来た。

1930年代リジット、ラグフレーム。

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多種多様なラグでフレームを固定しベテラン職人がそれらを丁寧にロー付けでセット して行く。此の1本のフレームを製作するに、一人の職人が何日も掛け仕上げた物 と思われる。物造りの原点を見た気がする。 今週に入り、フレームやタンク等様々なパーツが届いた。此のフレームは1930年 代のイギリス製フレームだが職人の技が光る素晴らしいフレームだ。

BSA C15救出。

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C15のブラケットにチエリアー二のインナーチューブを組み付ける。此れが 出来れば最高のフロントフォークを手に入れる事が出来る。模索が続く。 膨大なストックパーツから使えそうなレースを見つけステムとフォークの合成を 心見る。

CR110ストリートバージョン。

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休みを返上し、様々なバイクの組み立てに入る。フロントドラムブレーキにパネルと メーターセクションを組み付け、ストリート用アルミフエンダーを組み上げる。

CB750K0エンジンオーバーホール。

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何箇所かの組み間違いを見つけ、より精度の高いオーバーホールを目指す。又 此の車両のオーナーは、庭の編集長でも有り、ワビ、サビ、の世界を知る方と理解 し、その様な方に喜んで戴けるエンジンを目指したい。難度は高い。 ダメージパーツを全て交換し作動を確認する。隣は大分組み上がったスタンゲリーニ のエンジン。共に750ccのエンジン。驚く事に、RSC750用レーシングクランクのウエブ デザインがスタンゲリーニのクランクデザインが良く似ていることを確認した。 綺麗に洗浄の終わったケースに、個々のパーツを組み上げる。

C15 2Fファクトリーに。

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何をどう組み上げるか、選考パーツを仮組みし、バランスや性能を模索する。 あのC15がどの様な変身をするか楽しみだ。 私の2Fのファクトリーに塗り上がったC15のフレームを持ち込む。私の興味の対象物 だけを此処に持ち込む。

BSA片ハブ。内面研磨

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ほんの僅か腐食痕が残るが此れならブレーキとしての機能を取り戻したか。 旋盤で内面を研磨する。芯出しを確実にし、少しずつ研磨する。 ブラスト後の片ハブの内面です。腐食が進み、此れではブレーキの性能は望めません。

CB750K0エンジンオーバーホール。

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洗浄が完了したクランクケース。インナーパーツを確認し組み立てに入る。

BSA C15救出。

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あの醜いフレームが生まれ変わった。スペシャルクラシック トライアラーのイメージ が膨らんだ。 スタンスを取りBSAバンタムをレストアした最の塗料を思い出し若草色に近いグリーン 色でペイントを塗り上げた。 錆びやら泥を完全に除去しプライマー塗装を施す。 ラグフレームは自転車等で見る事が出来るが、此のフレームもパイプをラグでつなぎ ロ―付けで止める職人の技が見える。イギリス製のバイクは殆んど此の技を多用する。 泥油とでも言うものか?奥の奥まで泥油が詰まり、手作業でそぎ落としブラストを 3回程繰り返した。 スイングアームをスペシャルで製作しフレームの余分に取り付いたステーをカットし 余分な穴を塞ぎ、泥や錆びをブラストで処理した。 此れも10年程前バラで欠品だらけで来たC15のフレームです。此のフレームも倉庫 の邪魔物扱いで、眠って居た。今回叩き起こし美的なスペシャルを製作する事にした。

ミネギシⅢ号。構想中

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今まではフレームも自作したが何分仕事も立て込んでおり、改造でお茶を濁そうと 思う。其の分エンジンに力を入れ、何種類かのエンジンで遊べる様な、マシンを製作 して見たい。1台のフレームに、サイドバルブ有りOHV有り、OHC有り、1台で何台分 かの楽しみが味わえる。大人が所有し、楽しめるマシンを目指したい。此のエンジン は1950年代のレーシングエンジンです。素性、スペック、全く未知の幻の様なエンジン です。ケースカバーにファイヤーボールの銘が有り、カムカバーにエムのロゴマークが此の エンジン解明のヒントに成るか。 20年程前まではレーシングマシンの製作に日夜寝る事も惜しい位、毎日スペシャル フレームでレーサー造りに明け暮れた。その後レーサー造りのノウハウで町乗り用マシン の開発?、に情熱を注いだ。今回3台目のマシンを製作する為、此の1ヶ月程構想をえがき 其の1歩に本日ガヤガヤしているお客様から力持ちをチョイスしボロフレームにイメージのエンジン を乗せて見た。仮にフレームにチョコンと乗せただけです。この様にしてイメージを膨らます。